イベント詳細
【2021年度共創館プログラム】
株式会社VSN×早稲田大学
世界最速ビジネスモデル〜中国スタートアップ企業の群生的発展〜
世界経済は、GAFAと呼ばれる米国企業と、AT(アリババ、テンセント)と呼ばれる中国企業によって動かされているという論調が目立ってきました。中国ではATに限らず、スタートアップ企業の躍進には目を見張るものがあります。有史以来、最速のスピードで巨大化しているといっても過言ではないでしょう。たとえば、ECサービスの拼多多(ピンドゥオドゥオ)は共同購入とSNSを組み合わせ、創設わずか3年で利用者3億人を突破しました。この拡大はアリババ集団が運営するタオバオの2倍のスピードです。この速さは、例外ではありません。日本ではまだあまり知られていない中国スタートアップが、さまざまな業界で急成長している姿を目にするようになりました。
急成長の理由については「市場規模が大きいからだ」という答えが返ってきそうです。これは間違いではないのですが、単純にそれだけではありません。
ATを基礎として成り立つ、ピラミッドに例えられるようなエコシステムによって、急成長は支えられているのです。
このプログラムでは、中国スタートアップ業界の産業構造に注目し、スタートアップ企業が群生的に生まれている理由。そして、急成長している理由についてグループワーク演習を交えて学んでいきます。
海外の最先端のビジネスに興味がある方、スタートアップエコシステムの知識を深めたい方、新規事業創造や起業に関心がある方におすすめです。
また、今回のプログラムは社会で実際に活躍されている株式会社VSNの方々と共にワークショップに臨むことで、より実務的な視点や発想、問題解決のノウハウ等を学んでいきましょう!そして私たちから株式会社VSNの方に、学生ならではの視点を発信し、インタラクティブな学びを行いましょう!
- 開催概要
- ■主 催:
早稲田大学 WASEDA-EDGE人材育成プログラム
- ■協 力:
株式会社VSN
早稲田大学商学部井上達彦研究室 - ■日 時:
10/9(土) 10:00~12:00(zoom入室受付 9時50分~)
- ■対 象:
早稲田大学学部生、大学院生、一般社会人
- ■定 員:
60名(先着順)
- ■参加費:
無料
- ■締 切:
10月4日(月) 正午 募集は締め切りました
- ■プログラム:
9:50~ zoom受付 10:00~ 講義(講義中に10分程度の休憩を挟む予定です。) - ■注意事項:
プログラム内でグループワークを行う時間がありますので、事前にグループを運営側で組ませていただいております。
そのため、事前連絡なく欠席されないようお願いいたします。
仮に、事前連絡なく欠席された場合は、次回以降のプログラムの参加をお断りする場合がありますので、お気をつけください。 - ■講師プロフィール
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鄭 雅方(てい・がほう)
早稲田大学 商学学術院 助手
【略歴】
2009年台湾台北市立大学音楽学部卒業。台湾、中国で勤務の後、日本へ留学。2016年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。在学中に中国進出コンサルティング会社やスタートアップでアクションリサーチを行い、中国のIT・スタートアップに関するメディアの立ち上げに携わる。2019年より現職。中国のスタートアップを中心に研究。著書『世界最速ビジネスモデル 中国スタートアップ図鑑』(共著、日経BP、2021年5月)。
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井上 達彦
早稲田大学商学学術院 教授
【略歴】
1997年神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了、博士(経営学)。
広島大学社会人大学院マネジメント専攻助教授、早稲田大学商学部助教授(大学院商学研究科夜間MBAコース兼務)などを経て、2008年より現職。2003年経営情報学会論文賞受賞。
独立行政法人経済産業研究所(RIETI)ファカルティフェロー、ペンシルベニア大学ウォートンスクール・シニアフェロー、早稲田大学産学官研究推進センター副センター長・インキュベーション推進室長などを歴任。
起業家養成講座II、ビジネスモデル・デザインなどを担当。
【主要著書】
『マンガでやさしくわかる ビジネスモデル』ユニバーサル・パブリシング、2021年
『世界最速ビジネスモデル 中国スタートアップ図鑑』日経BP、2021年
『ビジュアル ビジネスモデルがわかる』日経文庫、2021年
『ゼロからつくるビジネスモデル』東洋経済新報社、2019年
参考記事:「TikTokを世界一アプリにした戦略は、驚くほどシンプル」『日経ビジネス』(2021年8月27日)
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00087/081800256/
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鄭 雅方(てい・がほう)
- ■会 場:
zoomにて開催(参加者には後日メールにてURLを送付いたします。)
- ■企 画:
早稲田大学商学部 井上達彦研究室 丸山 稜介、林 優希