Skyward EDGE Consortium

~人材育成のための共創エコシステムの形成~

イベント開催報告

「2020年度 富山県新規事業創造インターンシッププログラム」を開催しました。

フェーズⅠ 第1回ワークショップ : 2020/08/19-8/21
フェーズⅡ インターンシップ   : 2020/08/24-9/8(期間内より5日間)
フェーズⅢ 第2回ワークショップ : 2020/09/9-9/11

働きやすさ、暮らしやすさ全国トップクラスの富山県。一昨年度、昨年度に続き、早稲田大学の学生と富山県の企業人・行政担当者が共に課題に取り組む新しいスタイルのインターンシッププログラムを実施しました。

コロナ禍により社会のさまざまな基準に変化が生じている中、今年度は「With/after コロナ時代におけるイノベーション」をテーマに、富山県でコロナ禍を克服する地域イノベーション、企業内新規事業創造に貢献できるアイデア創出を目指し、学びを全てオンラインで実施しました。

早稲田大学学生15名と、富山県下3企業ならびに富山県庁から参加した9名の企業社員・行政担当者が4つのチームを編成。アントレプレナーシップ教育の第一人者を揃えた豪華講師陣により、「リーダーシップ」「アイデア創出」「ビジネスモデル仮説検証」をテーマにワークショップを行いました。さらにチームごとに分かれ、各企業・県庁の取り組み現場とオンラインで結び、現場の課題を実践的に学ぶインターシップを行いました。

各チームはワークショップで学んだ理論とインターンシップで共有した現場の課題を組み合わせ、イノベーションのビジネスプランを作成しました。ビジネスプランは最終日の成果報告会で各企業・富山県庁の幹部に対して提案を行い、講評を受けました。

オンライン技術を駆使し、ワークショップと実践(インターンシップ)を組み合わせた構成で、アイデア創出からビジネスモデルの検証までを理論に基づいた緻密な手法により、実践的に学ぶ貴重な機会を提供しました。

<参加企業>
株式会社能作、北陸コカ・コーラボトリング株式会社、前田薬品工業株式会社、富山県庁

<成果報告会講評>(一部抜粋)
・全てのビジネスプランが富山県への愛にあふれていて感動した。ただし、現在コロナ禍によりさまざまな自治体・企業から新しいビジネスプランが提案され激しい競争になっている。その中で富山県発のビジネスプランをどのように県外へ伝えてゆくかは依然大きな課題であり、これからも学生と連携して考えてゆきたい。

・自社から本プログラムに参加した社員に話を聞くと「いい意味でとても疲れる」という話だった。若い学生の熱意に社会人が刺激を受けるということだろう。企業の立場から各ビジネスプランを見ると、財務的な視点をもっと明確にするとより良いものになったと思う。財務面は社会人になればより敏感になってゆく筈なので、ぜひ勉強を続けていってほしい。

・コロナ禍で県境を越えた移動が制限される中でこのような企画が実施されたということに大きな意味がある。地方には産業面でも観光面でもよいものがたくさんあるが、そのよさは実際に携わらないとわからないという実情がある。本企画ではオンラインを駆使して学生に富山をよく知ってもらうことができた。コロナ禍は危機ではあるが、同時に全ての地方が等しく同じスタートラインに立ったという印象がある。これからも学生の熱意と柔軟な発想をもって地方のイノベーションを活性化させる試みが続けられてゆくことを期待する。

<受講者の声>(一部抜粋)
【学生】
・起業に限らずともどのようにプロジェクトを進めて他の人と共働できるかをしっかりと理論で学べてよかった。これからもっと今回学んだことを深めたいと思った。
・社会人の方と一緒にプログラムに参加するのは初めてだったので、現実的な部分等とても参考になった。自分の意見を論理的に説明したり、よく考えて整理する良いトレーニングとなった。何よりも、チームメンバーとプログラムを通じて仲良くなれたことが嬉しかった。富山県に訪れたいと切実に感じる。
・現在留学中でありながらも、このプログラムに参加できたことはとても貴重な体験になりました。オンライン開催というと一見、弊害が多いような気もしますが、是非今後もオンライン開催(飲み会はオフライン希望!)でプログラムを提供してくださると、留学生や、地方に住んでいる生徒なども気軽に参加できるのだと思います!

【参加機関担当者】
・拘束時間が多く、業務と並行して行うのは正直なところかなり大変だったが、非常に勉強になることも多く参加してよかった。
・オンラインで当初は不安でしたが、ここまでの成果を出せることが分かり良かったです。学生と交流することにより、自身の頭がこっているなと実感しました。インターンシップだけでなく、1つの授業として実際に何かするところまで行けると面白いと思いました。
・全体を通して非常に有意義な時間でした。学んだすべてのことを今後の自分に活かし、それを波及させていきたいと思います。講師のみなさんや学生のみなさん、他企業のみなさんとの出会いが宝物です。ありがとうございました。

【プログラムコーディネータ】 島岡 未来子
(WASEDA-EDGE人材育成プログラム事務局長/早稲田大学 政治経済学術院 公共経営専攻 教授)

ワークショップ<リーダーシップ研修>
講師:日向野 幹也(早稲田大学 大学総合研究センター教授)

ワークショップ<リーダーシップ研修>
講師:曽我部 梨羅(株式会社イノベスト アソシエイト)

ワークショップ<アイデア創出>
講師:堀井 秀之(一般社団法人日本社会イノベーションセンター(JSIC) 代表理事 / i.school エグゼクティブ・ディレクター)

ワークショップ<ビジネスモデル仮説検証プログラム>

講師:堤 孝志
(ラーニング・アントレプレナーズ・ラボ株式会社 代表取締役)

講師:飯野 将人
(ラーニング・アントレプレナーズ・ラボ株式会社 代表取締役)

イベント概要

実施日程  :フェーズⅠ 第1回ワークショップ : 2020/08/19-8/21
       フェーズⅡ インターンシップ   : 2020/08/24-9/8(期間内より5日間)
       フェーズⅢ 第2回ワークショップ : 2020/09/9-9/11
主催    :富山県、早稲田大学
提供    :WASEDA-EDGE人材育成プログラム
対象    :早稲田大学に所属する学部生、大学院生(博士・修士)
参加学生数 :15名
参加機関  :株式会社能作、北陸コカ・コーラボトリング株式会社、前田薬品工業株式会社
       富山県庁

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